多量に抜くと血圧低下などの危険性が増えるので私は1.5~2.5Lを抜くようにしています。 腹水が十分体外に抜けたら再度往診し針を抜いてバイタルサインのチェックや再度診察を行います。 患者さんの状態を診ながら週1~2回の頻度で腹水穿刺を行うようにしています。
腹水の排液量は?
⑨排液に伴う循環不全を予防するために排液量は1,000ml"時を超えないようにし,1回 の排液量は1,000∼3,000ml にとどめる. 排液量が2,000ml を超える場合は,代用血漿や アルブミンの経静脈投与も考慮する. ⑩必要に応じて抗癌剤などの注入を行う. 抜針後はガーゼを厚めにし圧迫固定する.
腹水何リットルたまる?
腹水とは臓器の摩擦を減らすようにごく少量、臓器を包む腹膜の中に存在しますが、癌や肝硬変になってしまうと、血管からしみ出た水分を戻す力がなくなって、腹腔中にたまっていきます。 正常時には50cc程度の腹水が末期になると、20リットル以上にもなり、臓器や血管を圧迫。
腹水何リットル抜く?
「腹水は一度に大量に抜くと血圧が下がり循環不全を起こして、ひどい場合はショック症状につながることもあります。 そのため、抜くとしても一度に1~2ℓの少量に限られます。
腹水の量は?
腹水とは 腹腔内には通常20〜50mL程度の液体が存在しています。 様々な疾患の影響で通常より多く貯留した腹腔内の液体またはその状態を腹水といいます。