歯肉の歯肉溝あるいはポケット底部から歯肉-歯槽粘膜境までの歯および歯槽骨に付着している部分。
付着歯肉幅 どこ?
臨床的にポケット底部から歯肉歯槽粘膜境までのこと。
付着歯肉の求め方は?
付着歯肉の幅とは、角化歯肉の幅(歯肉辺縁から歯肉粘膜境までの距離)から歯周ポケット(または歯肉溝)の深さを引いた値のことです。
付着歯肉がないとどうなる?
付着歯肉とは歯槽骨に付着し、可動性のない部位の歯肉のことです。 付着歯肉が少ないとプラークコントロールが困難になったり、細菌感染に対して弱くなってしまったりします。 不幸にしてこの固い歯肉が無くなってしまった場合は、外科処置が必要になります。
付着歯肉の役割は?
付着歯肉は、歯肉溝またはポケット底部から歯肉歯槽粘膜境までの事を言います。 1. 口唇や頬の運動が、直接、辺縁歯肉や乳頭歯肉に伝達されるために生じる障害を防止する。 2. 十分にブラッシングが行えるように、口腔前庭の深さを確保するためにも重要です。