は‐ぐき【歯茎】 歯の根の部分を包む粘膜層。 歯齦 しぎん 。
歯肉溝 どこ?
歯肉溝 歯肉と歯の境目にある小さな隙間。 健康な人でも1~2mmの深さがあります。
歯茎 何?
歯肉の構造 歯周組織は歯頸部(しけいぶ)を取り囲み咀嚼力に対応して、歯の破折や口腔内の異物、さらに「食べかす」が歯槽に進入を防ぐ働きがあります。 このうち歯肉は歯頸部周囲と歯槽骨を被う上皮性の粘膜で骨側は厚く角化(かくか、上皮が幾層にも重なり、丈夫な層を形成すること)しています。
歯根 どこ?
歯冠はその表面がエナメル質でできており、歯根はその表面がセメント質で覆われ、歯根は歯槽という歯(=歯牙)と顎骨を結ぶ骨の中に埋まっています。 歯根は外側からセメント質、象牙質、歯根管となり、さらに内部には歯髄が入った構造になっています。
歯槽 どこ?
歯槽とは、歯(の根)がはまり込む顎骨の穴をいい、歯槽骨はそれを構成している骨のこと。 歯槽骨によって歯は支えられており、歯槽骨と歯の間にはクッションの役割をしている歯根膜という組織もあります。