あまいものは太る。 そう思われがちですよね。 お砂糖も肥満と結びつけられることが多いですが、実はお砂糖をとるから太るというわけではないんです。 お砂糖は、ご飯やパンにパスタなどの 穀物 こくもつ と同じ炭水化物なので、カロリーも1g当たり約4キロカロリーなので他の炭水化物と同じ。
甘いもの食べると太る なぜ？
ブドウ糖はすい臓から分泌されるインスリンによって代謝された後、水と二酸化炭素に分解されますが、代謝されなかった余分な糖は中性脂肪となって体内に溜まります。 インスリンの機能は他にも中性脂肪の合成、分解の抑制などがあり、これにより糖分を一度に摂りすぎると太ってしまいます。
油ものと甘いものどっちが太る？
カロリー量で見てみると、砂糖は上白糖で大さじ１杯（９g）が35kcal。 一方、油はサラダ油で大さじ１杯（15 ml・12ｇ）が約 110kcal。 同じ量で比べてみると、圧倒的に油のほうがカロリーが高い。
毎日甘いものを食べるとどうなる？
甘味はエネルギーに変わる過程で体内のビタミンB1を大量に消耗してしまいます。 ビタミンB1は、疲労回復のビタミンであるため、消費されてしまうと体が疲れやすくなります。 甘い物（糖質）を摂りすぎる生活をし続けると、ビタミンB1の供給が追いつかず、慢性的な疲労やイライラに繋がってしまうことになるのです。
甘い物食べ過ぎたらどうなる？
糖分の摂りすぎは、糖尿病などの生活習慣病を起こしやすくするほか、うつ病、低体温症やそれによる便秘や免疫力の低下、骨粗しょう症、疲労感や倦怠感、肩こり、口内炎、貧血、さらには老化を促進させる恐れもあります。 甘いものを身の周りから遠ざけ、生活習慣を見直し、食事にビタミンB群やミネラルを積極的にとりいれるようにしましょう。
