現代人の肥満は、食べ過ぎ、運動不足に加え、食べ方の異常、遺伝的体質、ジャンクフードの摂取、人工甘味料や添加物の摂取など、様々な原因が考えられます。 食べ過ぎてしまうと摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、残ったエネルギーは貯蔵に回されます。 この貯蔵されたエネルギーが体脂肪へ変わり肥満に繋がります。
ご飯はなぜ太る?
たしかに、ごはんの主成分は炭水化物(糖質+食物繊維)のため、糖質1gあたり4kcalのエネルギーを含みます。 基本的に糖質を含む食品を食べると血糖値が上がりますし、消費されなかった糖質は結果的に体脂肪になります。
何故か体重が増える?
体重増加の原因として最も多いのは、食べ過ぎ(エネルギーの過剰摂取)による「肥満(原発性肥満)」です。 肥満とは脂肪組織が体に過剰に蓄積した状態で、医学的にみて減量治療を必要とする肥満を「肥満症」と呼んでいます。
贅肉 なぜ?
人間も原始時代は同じ境遇だったため、現在の人間の体にも、食べられないときのためにエネルギーのもとになる栄養素を脂肪(脂質)の形で蓄えるシステムがあります。 また、脂肪には臓器の保護をする役割もあります。 エネルギーの必要量より摂取量が多いときは、脂質だけでなく、炭水化物やたんぱく質も脂肪として体に蓄えられます。
なぜ 太るのは簡単な のか?
改めて言うべきことでもありませんが、太るのは簡単です。 ご飯やパン、麺類などに多く含まれる糖質をたくさん摂取するだけでいいのです。 すると分解されたブドウ糖が血液中にあふれます。 その多くはエネルギー源として使われますが、余ったブドウ糖はインスリンの作用で中性脂肪に形を変えて脂肪細胞に取り込まれます。