● 日本では2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡するといわれています。
癌の発生確率は?
現在、日本人が生涯でがんになる確率・がんで死亡する確率はそれぞれ、男性が63%と24%で女性が48%と15%になっています。 つまり2人に1人は何らかのがんになり、男性では4人に1人、女性では7人に1人はがんが原因で亡くなっていることになります。
がん患者の平均年齢は?
18歳未満の子どものいるがん患者ががんと診断された平均年齢は、男性46.6歳に対して、女性43.7歳でした。 がんの種類は、男性では胃がん(15.6%)、肺がん(13.2%)の順に多く、女性では乳がん(40.1%)、子宮がん(10.4%)の順に多いことがわかりました。
がんの年齢別確率は?
年齢別の累積罹患リスク 現在40歳の人が10年後までにがんと診断される確率は、男性が1.6%、女性が4.1%です。 また50歳の人が10年後までにがんと診断される確率は、男性が5.4%、女性が6.6%です。 年齢別に見ると50歳頃までは低い確率となっていることがわかります。
癌の発症年齢は?
がんの罹患率は、男女とも年齢に合わせて段々上昇し、特に50歳代辺りから急激に上昇する傾向にあります。 ただし、女性の乳がんと子宮がんでは、概ね30歳代から罹患率が上がり、他の部位と比べて年代の若い時期に罹患率のピークを迎えます。