Q12:がん遺伝子パネル検査の結果がわかるまでにはどのくらいの時間がかかりますか? 4週から6週間と予想されます。 検体の準備などに時間を要する場合は、更に日数が必要です。 また、外部委託する検査機関の状況により日数がかかる可能性があります。
遺伝子パネル検査 いつから?
令和3年度8月より、血液による遺伝子パネル検査(リキッドバイオプシー)が保険適用となり、組織での検査が困難な固形がんでも検査が可能となりました。
がん遺伝子パネル検査の目的は?
がん遺伝子パネル検査は、がんの遺伝子の変異を調べ、その後の治療に役立てることを目的としていますが、遺伝子変異が見つからないこともあります。 また、変異が見つかっても、今までに例の少ない変異などの場合には、適切な治療法が限られる場合もあります。
がん遺伝子パネル検査の対象者は?
3)検査の対象となる人や状態 現在(2019年10月)、がん遺伝子パネル検査は誰でも受けられるわけではありません。 一般的には、①標準治療がない固形がん、②局所進行もしくは転移があり、標準治療が終了した(終了見込みを含む)固形がんの人で、次の新たな薬物療法を希望する場合に検討します。
がん遺伝子パネル検査のメリットは?
遺伝子パネル検査のメリット:有効な治療法が見つかる可能性がある がんが発生する原因は遺伝子の異常なので、どんな遺伝子の異常があるかがわかれば患者さん一人一人に合わせた治療を選択しやすくなります。