中国4000年より深い「そば」の歴史 だが、日本でソバの栽培が始まった時期はかなり古くまでさかのぼれる。 日本史の中でも最も古い時代区分の縄文時代にたどり着くともいう。 高知県内で9000年以上前の遺跡からソバの花粉が見つかり、当時からソバが栽培されていたと考えられているのだ。
そば いつから 歴史?
日本でソバの栽培が始まったのは古くまでさかのぼれば縄文時代にたどり着くそうです。 高知県内で9000年以上前の遺跡からソバの花粉が見つかっているようです。 9000年も前からソバが栽培させていたんです。 「蕎麦」という言葉が初めて歴史的文献に記されたのは、797年の史記「続日本紀」であるそうです。
蕎麦がき いつから?
蕎麦がきは鎌倉時代には存在し、石臼の普及とともに広がったと見られる。 江戸時代半ばまではこの蕎麦がきとして蕎麦料理を食べられていたが、江戸中期頃には麺状にした「蕎麦切り」が庶民の生活に広がり、日本全国に広がっていた。
そばはどこからきたの?
原産地については、色々な説がありますが、京都大学の大西近江教授が1990年に中国雲南省で栽培ソバの野生祖先種を発見し、さらにその後の調査で、中国の三江地域(雲南省・四川省・東チベットの境界領域)で、栽培種が生まれた事が分かりました。 ソバはそこから世界各地へ伝播したと推測されています。
うどん そば いつから?
そば店の発祥は江戸時代の初期頃、うどんは室町時代にはすでに今と同じ製法で作られていたようです。 起源は明かではありませんが、うどんの歴史はそばよりも古く、江戸時代初期の東海道をはじめとする各街道筋の茶屋でも、うどん・そうめんが主流でした。 そばが主流になり始めたとされるのは、安永の頃(1772〜81)。