入り口側にある高い音を感知する細胞は振動する回数が多くなり、低い音を感知する細胞に比べると早く損傷してしまいます。 そのため、最も一般的な難聴の一つである感音性難聴になると、個人差はありますが一般的には高い音からきこえにくいといった状況がうまれます。 8 мая 2019 г.
高音 なぜ聞こえなくなる?
有毛細胞の変化が原因 蝸牛内の有毛細胞は、入口側が高音域の変換を、奥側が低音域の変換を行っています。 加齢とともに有毛細胞は壊れてしまい、入口側から壊れていってしまいます。 そのため、加齢性難聴では高音域から聞こえにくくなっていきます。
モスキート音 なぜ聞こえなくなる?
有毛細胞の数が減っている場合はモスキート音に反応する有毛細胞が少なくなっているので、モスキート音の音量をいくら上げても聞こえません。 また有毛細胞は新しく作られることがないので、一度聞こえなくなったら二度とモスキート音を聞くことはできません。
加齢 聴力低下 なぜ?
加齢性難聴は音を感じる部位が障害される感音難聴です。 主な原因は、加齢によって、蝸牛の中にある有毛細胞がダメージを受け、その数が減少したり、聴毛が抜け落ちたりすることです。 有毛細胞は、音を感知したり、増幅したりする役割がありますので、障害を受けると、音の情報をうまく脳に送ることができないのです。
なぜ耳が聞こえなくなるのか?
難聴の原因となる主な疾患 また、中耳炎や外耳道炎、耳硬化(じこうか)症、耳管狭窄(じかんきょうさく)症、外リンパ瘻(ろう)などの中耳や外耳の疾患によって生じる場合もあります。 その他にも、聴神経腫瘍、耳性帯状疱疹、糖尿病、高血圧症、更年期障害、低血圧症、貧血、自律神経失調症なども難聴の原因になります。