近年、高齢者を中心に不整脈の1つである心房細動から脳梗塞になる人が増えています。 不整脈は高齢者だけでなく、高血圧、糖尿病の人などもかかりやすいです。 一方で、高齢者で糖尿病や高血圧を合併している人も、抗凝固薬の内服で脳塞栓症を予防できます。 26 февр. 2022 г.
どんな人が脳梗塞になりやすい?
脳梗塞は、いわゆる危険因子を持った方に起こりやすいのですが、その危険因子にはいくつかのものがあります。 脳梗塞の危険因子のうち重要なものには、高血圧、高脂血症(血液中のコレステロールが高い)、糖尿病、多血症(しばしば喫煙者にみられる)、心臓病(心房細動などの不整脈)などをあげることが出来ます。
脳梗塞 なぜ寝たきり?
脳卒中になると、片麻痺や感覚障害などの症状が現われ、臥床が長引くことで廃用症候群(心身の機能低下)となり、結果的に寝たきりになってしまいます。 骨折や転倒も寝たきりとなる原因の一つです。
脳梗塞の原因は?
脳血管の動脈硬化や、脳血管内に血のかたまりである血栓ができることで発症します。 高血圧・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)・高尿酸血症といった生活習慣病や、喫煙習慣、飲酒習慣は、動脈硬化や血栓の危険因子です。
脳梗塞の好発年齢は?
年齢別に患者数をみると、男性では60歳代にピークが認められます。 女性では60~70歳代にピークがあります。 60歳以下では男性が、70歳以上では女性の患者数が多くなるという特徴があります。