熱は筋肉や肝臓での代謝によって産出されますが、筋肉量は20歳をピークに徐々に減り、運動量も低下します。 よって、年を重ねると基礎代謝は落ちる傾向にあります。 基礎代謝が落ちることで熱の産出量も少なくなるため、結果として高齢者は子どもや若い方にくらべ、体温が低い方が多くなります。 22 июн. 2018 г.
高齢者が体温が低いのはなぜ?
若いころと同じように運動しても、高齢になると筋肉量は減少していくもの。 高齢になると活動量も減るため、筋肉の総量が減少します。 筋肉は、体内の熱を産生する働きがあるので、筋量の減少は、そのまま、寒いときに熱を作る(熱産生)能力の低下につながるのです。
年を取ると体温が低くなるのはなぜ?
加齢にともなう体温の低下は、なぜ起こるのでしょうか。 原因がすべて明らかになっているわけではありませんが、年をとるにつれて起こる筋肉量の低下、相対的な脂肪量の増加、活動性の低下、これらに伴う代謝の低下などが関係していると考えられます。 さらに、体全体の生理機能にも関係すると考えられています。
体温が低いのは何が原因?
低体温になる理由として、栄養不足(たんぱく質や油脂、ビタミン、ミネラル)、不規則な生活や運動不足、ストレスなどが挙げられます。
体温低下の症状は?
自覚がないまま進む「低体温」 深部体温が35度以下になると、激しい震えや、判断力の低下などの症状があらわれ、「低体温症」と診断されます。 体温が下がるにつれ、筋肉の硬直、脈拍や呼吸の減少、血圧の低下などが起こり、死に至ることも。 自覚がないまま進行することもあるため、高齢の人や、寒い中屋外作業をする人は注意が必要です。