体温調節機能の低下 高齢になると、個人差はあるものの、すべての臓器の機能が徐々に低下していきます。 体温調節機能も低下していくのです。 また、発汗が減少するため、汗による体温調節機能も低下します。 19 янв. 2022 г.
高齢者の体温は成人に比べてどうなるか?
高齢者は、体温の調整能が成人の時より10%ほど低下しています。 そのため、成人より高齢者の平熱は0.2度ほど低く、また日内変動も多くありません。
高齢者の体温は何度?
高齢者は0.2℃以上低くなります しかし、高齢になると再び低下してきます。 実際に50歳以下の人と65歳以上の高齢者に分けて腋窩温を測った日本の報告によると、50歳以下の平均が36.9±0.3℃なのに対し、高齢者では36.7±0.4℃でした。 高齢者は50歳以下の人より平均値で0.2°C低い値を示しています1)。
高齢者 体温 高い なぜ?
ご高齢者の発熱で多いのは、感染症(風邪・誤嚥性肺炎・尿路感染症など)です。 ほかにも、脱水症・膠原病・褥瘡(じょくそう)などによる発熱の可能性があります。 急に高熱が出たときは、原因を判明させてから治療をすることが重要です。 安易に解熱剤を使用するのではなく、まずは医療機関に相談をしましょう。
高齢者 微熱 なぜ?
高齢者の発熱で最も多い原因は、誤嚥と尿路感染症です。 どちらの原因も、活動量が低下し介護度が高い高齢者にはつきものです。 食欲も活気もあるのに37度台の微熱が続いている場合に尿検査をすると、細菌や白血球が検出されることがあります。 また、注意して観察をしていると、食後に微熱が出ることもあります。