骨折してからシーネとギプス固定が8週間になります(次回診察までで)ネットで他の方の保存治療固定期間を見ると1か月程度の方が多いです。
ギプス固定の期間は?
骨折のずれが小さければ、ギプスやシーネを4〜6週間固定します。 骨折のずれが中等度の場合には、ずれを戻した上で、ギプス装着します。 ズレの大きさによっては入院して全身麻酔をかけ、皮膚の上から鋼線を刺す手術(経皮鋼線固定術)が行われます。
ギプス固定後の注意点は?
ギプス固定中は、ギプスの中の皮膚がかゆくなることがありますが、とがったもので掻くなど皮膚を傷つけるおそれのある行為は避けましょう。 ギプスの縁で皮膚がこすれ赤くなって痛む、中でギプスがあたるなどの場合は、医師や看護師に相談してください。 低刺激のローションやクリームで改善することもあります。
ギプス固定のリスクは?
固定をしっかりしないと骨折部がさらにずれたり、ますます出血するためギプスは早期にする必要があります。 ギプス固定後さらに手足が腫れてくるとギプスの中で大事な血管や神経が圧迫され、手足の先に充分な血液が流れず、組織が損傷されたり、神経の麻痺が生じる危険があります。
ギプス固定後の痛みは?
ギプスを巻いた後の対応や気をつけること 血のめぐりが悪くなることにより手足が強く痛むことがあります。 痛みが強くなるのは、主に巻いた日とその翌日くらいが多いです。 固定されている手足が痛む、指が痛みで動かせないなどの症状がみられたら、病院にすぐ相談してください。