エストロゲンは、破骨細胞(古い骨を吸収する細胞)と骨芽細胞(新しい骨を作る細胞)の両方に作用しています。 閉経にともなうエストロゲン欠乏により、破骨細胞による骨吸収が亢進して、骨量が減少すると考えられています。 4 нояб. 2019 г.
骨粗鬆症 なぜ女性?
女性は生まれつき骨格が小さく筋力も弱く、また妊娠や授乳期などカルシウムを大量に必要とする時期があります。 さらに閉経期を迎えると、卵巣からでる女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌量が急激に減少します。 エストロゲンは骨の吸収を抑制する作用がありますので、これが欠乏すると骨粗鬆の状態になります。
骨粗鬆症はなぜ起こるのか?
加齢に伴って骨の量は減少します 若い人でも極端なダイエットや運動不足、ステロイド剤の服用などの影響で骨粗鬆症になることもあります。 長年の生活習慣(喫煙、アルコール・カフェインの多飲、日照不足など)が原因となることから、生活習慣病との関連も重要と考えられています。
原発性骨粗鬆症の原因は?
骨粗鬆症になる原因によって、「原発性」と「続発性」に分けられます。 原発性は、閉経や加齢によって起こる骨粗鬆症です。 また、妊娠によって起こる骨粗鬆症も含まれます(妊娠後骨粗鬆症)。 原発性骨粗鬆症のなかでも、女性において、女性ホルモンが低下することによって起こる骨粗鬆症を「閉経後骨粗鬆症」といいます。
骨粗鬆症とはどんな病気ですか?
骨粗鬆症とはどんな病気ですか。 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨のカルシウム分(骨量)が少なくなり、骨の強度が低下してしまう病気です。 その結果、骨がもろくなり、腰が曲がったり、背中や腰の痛みを訴えるようになり、またちよっとしたことでも骨折しやすくなります。