ワルファリンは抗凝固薬であり、副作用として出血傾向に注意が必要である。 副腎皮質ステロイドの長期投与で起こる副作用に骨粗鬆症がある。 その他の副作用として、消化性潰瘍、高血圧、高血糖などがある。
第101回長期投与すると骨粗鬆症を発症するリスクが高まるのはどれか。?
副腎皮質ステロイドの長期投与によって、骨芽細胞の機能が低下し、骨形成は抑制される。 また、腸管からのカルシウム吸収が低下し、骨吸収が促進する。 それによって骨粗鬆症を発症するリスクが高まる。
骨粗鬆症の危険因子はどれか?
骨粗鬆症のリスク因子は、低栄養、低体重、高年齢、女性、運動不足、喫煙、過度のアルコール摂取、カルシウム摂取不足、ビタミンD不足、ビタミンK不足、女性ホルモン不足状態などである。
ステロイド薬の長期投与によって生じやすいのはどれか?
副腎皮質ステロイドの長期投与の際の有害事象には骨粗鬆症のほか、満月様顔貌(ムーンフェイス)、動脈硬化病変、脂質異常症などが挙げられる。
副腎皮質ステロイド薬の長期投与による有害作用はどれか?
副腎皮質ステロイド薬の長期投与による有害作用はどれか。 副腎皮質ステロイドは破骨細胞の成熟を促し、骨芽細胞を衰えさせるので骨量が減少し、長期使用で骨粗鬆症のリスクがある。 副腎皮質ステロイドの中には主に敗血症性ショックの治療に使用するものがある。