骨挫傷とは骨におきる挫傷のことです。 レントゲンでは変化が見られないため診断が非常に難しい病気です。 スポーツ障害では多くの場合、早期に適切な治療を行えば1週間で症状は改善します。 しかし骨挫傷では1か月程度の安静が必要です。
骨挫傷の症状は?
骨に強い外力が加わることにより、折れたりひびが入ったり、潰れたりするような状態のことです。 症状としては、局所の激痛、圧痛、運動時痛、腫脹、内出血などがあります。 これらの症状が見られたり、単なる打撲にしては局所の腫脹や疼痛が長引くような場合は、レントゲン検査やCTスキャンによる検査をお勧めします。
骨挫傷の治し方は?
不完全骨折までいかず、骨の内出血を起こしている状態が、『骨挫傷』です。1・受傷直後は安静が望ましいです。2・急性期はしっかりと患部を冷やしましょう。3・慢性期は温めて血行を良くします。4・状況応じて超音波治療を行います。
骨挫傷 何週間?
治癒期間は1~2カ月といわれていますが、安静にするのは最初の2週間くらいで、その後は痛みに応じて動かして構いません。 ただ骨挫傷している場所は、一時的に骨の強度が弱くなっている場合があります。 その際は、普通ならひび(不全骨折)も入らないような外力でも不全骨折を引き起こすことがあるので注意が必要です。
骨挫傷の好発部位は?
骨挫傷こつざしょう 骨折しているのではなく、骨の内部が損傷している状態をいい、出血や炎症および強い痛みを伴う。 打撲や転倒などの衝突によって外部から鈍的な圧力が加わった場合におこり、手指の中手骨や膝(しつ)関節および足関節の外傷などの際によくみられる。