打撲や挫傷の主な症状は、「痛み」と「腫れ」です。 通常、初期の段階できちんと処置を施していれば痛みや腫れは数日程度でひいていきますが、処置がおろそかだと長引くこともあるので注意が必要となります。 また打撲や挫傷の程度が重度である場合は、歩行が困難になったり、腕の曲げ伸ばしなどに影響が出たりすることもあるでしょう。
挫傷 どれくらいで治る?
骨挫傷とは骨におきる挫傷のことです。 レントゲンでは変化が見られないため診断が非常に難しい病気です。 スポーツ障害では多くの場合、早期に適切な治療を行えば1週間で症状は改善します。 しかし骨挫傷では1か月程度の安静が必要です。
打撲 痛み どのくらい?
打撲したところはすぐ後よりも、時間がしばらく経ってから痛みが激しくなりますが、打撲が軽い場合は、痛みと腫れが1週間~2週間くらいで治まります。 しかし、青紫色のあざに皮下出血の跡がなって1ヶ月程度残ったり、骨が突き出たような場合は、骨折している可能性があります。
骨挫傷の症状は?
骨に強い外力が加わることにより、折れたりひびが入ったり、潰れたりするような状態のことです。 症状としては、局所の激痛、圧痛、運動時痛、腫脹、内出血などがあります。 これらの症状が見られたり、単なる打撲にしては局所の腫脹や疼痛が長引くような場合は、レントゲン検査やCTスキャンによる検査をお勧めします。
打撲の回復期間は?
一般的に打撲をすると皮下組織を傷つけ出血するため、皮下に青黒く出血斑が出現し、腫れてきます。 一般的に軽度の打撲であれば、湿布を貼って包帯で圧迫固定を施行すれば1週間から2週間ぐらいで完治します。 ただし、関節周囲の打撲や出血・腫脹の強い打撲では専門家による固定や施術を要します。