骨挫傷こつざしょう 骨折しているのではなく、骨の内部が損傷している状態をいい、出血や炎症および強い痛みを伴う。 打撲や転倒などの衝突によって外部から鈍的な圧力が加わった場合におこり、手指の中手骨や膝(しつ)関節および足関節の外傷などの際によくみられる。
骨挫傷の読み方は?
骨挫傷(こつざしょう)とは スポーツによる外傷や交通事故、関節同士がぶつかることなど外部からの衝撃が原因で骨内部に損傷をきたした状態です。 大きな力で骨が折れると完全骨折、骨折までいかない状態で骨にひびが入った状態を不完全骨折といいます。 不完全骨折までいかず、骨の内出血を起こしている状態が、『骨挫傷』です。
骨挫傷 いつまで?
骨挫傷とは骨におきる挫傷のことです。 レントゲンでは変化が見られないため診断が非常に難しい病気です。 スポーツ障害では多くの場合、早期に適切な治療を行えば1週間で症状は改善します。 しかし骨挫傷では1か月程度の安静が必要です。
骨挫傷の症状は?
骨に強い外力が加わることにより、折れたりひびが入ったり、潰れたりするような状態のことです。 症状としては、局所の激痛、圧痛、運動時痛、腫脹、内出血などがあります。 これらの症状が見られたり、単なる打撲にしては局所の腫脹や疼痛が長引くような場合は、レントゲン検査やCTスキャンによる検査をお勧めします。
骨挫傷の診断方法は?
骨挫傷はエックス線写真では写りませんので、診断には磁気共鳴画像装置(MRI)が必要です。 痛みが強くなかなか取れない、エックス線写真を撮っても骨折がないのに局所を押すと強い痛みがある、などの症状は骨挫傷が疑われます。