飲みものから固形チョコレートへの歴史 カカオマスからココアバターを絞り出すと、ココアバターだけが余ってしまいます。 これを冷やして固めると「食べる固形のチョコレート」ができるきっかけを発見したのは、イギリスの菓子職人ジョセフ・フライでした。 彼はココアパウダーとは逆の発想で固形チョコレートを誕生させました。
固形チョコレートの誕生のきっかけとされている人物は誰ですか?
1847年イギリス人のジョセフ・フライは、カカオ豆をすり潰して砂糖を加えたものにココアバターを加えて、今のチョコレートの原形を発明しました。 これが、「食べるチョコレート」のはじまりです。
固形チョコレートはなぜできた?
これまでのチョコレートは、ココアパウダーを固めただけの「ココアケーキ」に、砂糖と水を加えた飲み物として親しまれていました。 ところが、ジョセフ・フライがココアパウダーと砂糖にココアバターを混ぜたところ、常温で固体化するココアバターのお陰でチョコレートが固まり、結果として「食べるチョコレート」が実現したのです。
チョコレートが固形になったのはいつ?
1847年、イギリスのジョセフ・フライ(Joseph Fry)はチョコレートの固形化に成功しました。 カカオパウダーに、元のカカオマスより多くのカカオバターを混ぜ合わせると固形のチョコレートができることを発見したのです。
ギブミーチョコレート いつ頃?
1945年に日本が第二次世界大戦で敗れると、アメリカの進駐軍を通じて大量のチョコレートが日本にもたらされた。 当時の子供たち(焼け跡世代)が呪文のように米兵に投げかけた「ギブ・ミー・チョコレート!」という語は、米軍占領時代の世相を表す語となっている。