ある 地域 ちいき だけに生育する生物の 種 しゅ 。 特産種 とくさんしゅ ともよばれる。 固有種 こゆうしゅ が多いことは,その 地域 ちいき がほかの 地域 ちいき との 関連 かんれん が少なく,生物 分布 ぶんぷ 上の 独立性 どくりつせい が高いことを 示 しめ している。
固有種とはどのような動植物?
〘名〙 分布が特定の地域に限られる動植物の種。 普通種に対して、一般に分布が一大陸を越えない場合に限っていう。 日本のニホンザルなど。
固有種は何種類?
動物ではニホンカモシカ、ヤマドリ、ライチョウ、クロウサギ、オオサンショウウオ、ヤマネ、ヒメネズミや下北半島のニホンザルなど日本の固有種は131種類にもなり、ガラパゴスの110種類よりも多いのです。
固有種は、どこにいるのか?
1 固有種数の分布 固有種が多数分布する地域として、関東近辺の伊豆箱根富士地域や上信越、茨城県、南北アルプス、白山、紀伊半島南部や兵庫県・岡山県等の関東・中部・関西地方に目立った分布があるほか、四国地域や島嶼部や東北・北海道・九州等の山岳部にも高い地域が分布する。
なぜ日本には固有種が多いのか?
日本に固有種が多い理由には、そもそも島国であることや、国土が南北に長く気候に恵まれていること、さらに標高差があり地形が複雑であること、そして数多くの離島があることなど様々なポイントが挙げられます。 これらの要因が重なり日本独特の豊かな自然が生まれ、そこに適応した「固有種」が多く生存しているというわけです。