一般的には、レントゲン写真で骨の癒合が完成したと確認され、きちんと骨がついた(下肢の骨折では杖なしで歩ける)と医師にいわれ、リハビリで筋肉の動きや筋力、関節の動きなどが十分に回復すればスポーツも可能となります。 だいたい3カ月~1年ほどかかることが多いようですが、医師と相談しながら少しずつ始めることが大切です。
骨折 いつから動かす?
骨折の処置をした後から、負傷部位の周りから動かし始めます。 例えば手腕のケガでは「手首の関節近くにある」「橈骨(とうこつ)」と「尺骨(しゃっこつ)」の骨折が多いのですが、これらの部位を損傷していても指先や上腕の骨、筋肉には問題がない場合、負傷後数日のリハビリは「手の指」「ヒジ」「肩」を動かすことから訓練を始めます。
骨折後の運動は?
腕や脚の骨折では、ベッドの上にいるときから動かせる範囲で指などの運動を行います。 手指のグーパー運動、足首の曲げ伸ばしなどが代表的な運動です。 骨折した部位の周辺は、炎症による腫れと、固定して動かせないためにむくみやすいのですが、手や足の指を動かすだけでも腕全体、脚全体の血行がよくなってむくみの改善につながります。
骨折 リハビリ 何日?
2.リハビリが可能な期間運動器リハビリテーションの標準的なリハビリ期間は医学的な統計データ(病状の発症からおおむね150日以内で病状が固定する)を元に発症日(手術・骨折日)から150日以内と行政で定められています。
骨折治療中の運動は?
運動 骨折療養中でも、骨折部の固定を保ちながら日中はできるだけ活動して体を動かしましょう。 よく動くことで全身の血行がよくなり、骨の癒合も促されます。 寝てばかりいたり、座りっぱなしでいたりすると、筋力低下にもつながるのでよくありません。