過食症には、食べた分だけ吐き出す”過食嘔吐”と、まったく吐かずに食べ続けるケースがあります。 過食嘔吐は、食欲のコントロールができなくなり我を忘れて食べ過ぎてしまう症状です。 その後、「なぜ食べてしまったんだろう」と罪悪感や嫌悪感を抱き、このことをなかったことにしようと意図的に吐きます。
過食嘔吐し続けるとどうなる?
摂食障害のうちの過食嘔吐症は、低体重である場合、死亡率18%にまで及ぶ非常にリスクの高い障害です。 食べることと吐くことを繰り返すことで体内バランスが崩壊し、多臓器不全を起こしてしまうことがあります。
過食嘔吐 何%?
神経性大食症ともいわれます。 大量の食べ物を一気に食べ、その衝動を自分ではコントロールできない状態に加え、過食後の自己嫌悪や肥満への恐怖から嘔吐や下剤の使用による排出を行います。 ストレスからの甘いものなどのヤケ食いは健康な人でも経験があるでしょう。
なぜ過食してしまうのか?
摂食をめぐる問題行動の一つで、食欲が異常に旺盛になり、食べすぎてしまう状態が過食症です。 多くの場合、ストレスなどの心の問題が原因となって起こります。 大量に食べた後、体重の増加を防ぐために自発的に嘔吐をしたり、下剤などを使って排泄したりすることもあります。
なぜ吐きダコができるのか?
吐きダコ 神経性大食症の患者さんの多くは、指などを喉の奥に入れて食べた物を吐いています。 これを咽頭反射と言いますが、習慣的に喉の奥に手を突っ込んで吐いていると、手の甲に歯が当たって吐きダコができることがあります。