●海の水のもとは、地球の中から生まれました。 地球は2億歳になった頃、内部の温度が高まり、水素、水蒸気、塩素などを含んだガスや、溶岩を吹き出し始めました。 このとき、熱湯も一緒に吹き出し、地上に初めて水が現れました。
水はいつかなくなるのか?
この水の量は地球全体で毎年23億トンくらいになり、現在の海から毎年この量が失われていくとすると、約6億年で海の水はなくなる計算だという。
地球の水はどこから来たのか?
誕生して数億年の地球は岩石の塊で、水のもとになる水素や酸素も岩石の中に閉じ込められていました。 この岩石が地殻の熱で溶かされ、そこで遊離 ※1した水素と酸素が結合して、水ができたのです。
なぜ海の水は落ちないのか?
海の水があふれないのは、世界の川の水が海に流れこむ量よりも、海から蒸発(じょうはつ)する水の量がずっと多いためです。 海や陸から蒸発(じょうはつ)した水蒸気(すいじょうき)は、上空に上がって雲になり、雨や雪となって陸や海にもどってきます。
海はどうしてできたの?
地表が冷えると、大気の中の水蒸気が冷やされて、また雨が降る。 地表では雨の水がたまり、川や池や湖を作る。 さらに大洪水(だいこうずい)をくり返し、たまった水がつながって、やがて海になったんだ。