体温が下がると脳温度も下がり眠くなります。 映画で冬山で遭難した時に「眠ると死ぬぞ! 眠ってはだめだ!」と励ましあう場面がありますが、そのような低温で眠ってしまうと、脳機能が低下しそのまま死んでしまうからです。 脳温度が約0.5度下がると、私たちは眠くなります。
寝たら死ぬのは何度から?
30度以下では、呼吸、脈拍、血圧の低下がみられ、28度以下になると昏睡状態、25度以下で仮死状態となり、20度で死に至る。 これらはあくまで目安であり、体調や年齢、持病や飲酒などの危険因子の有無によっては、低体温がそれほど進まずとも突然死を招くこともあるため、35度以下の低体温にならないようにすべきだろう。
遭難 眠くなる なぜ?
スキー場など雪山で眠くなる理由 雪山で眠くなる理由は2つあると考えられています。 一つ目は、雪山に長時間いることにより体の中まで冷えてしまい、深部体温が下がること。 そしてもう一つは、体が冷えすぎたことにより脳が危険を察知して、体力を温存するために最低限の臓器運動以外を休ませてしまうことです。