乳腺炎の原因は、おっぱいの通り道である乳管が詰まってしまうことです。 乳管が詰まると管の中の圧力が上がり、また、周りに炎症が起こるために、症状があらわれます。 初めてのお産の方は乳管が細く未発達なためにおっぱいが詰まりやすく、とくに乳腺炎になりやすいとされています。
乳腺炎 いつ頃なりやすい?
産後3か月以内、特に産後2-3週間で起こることが多いと言われていますが、授乳期間中ならいつでも起こる可能性があります。 症状としては乳房の熱感、痛み、腫れ、風邪のような全身の不調(発熱や倦怠感(だるさ))が出てきます。 また、乳腺炎で乳管(乳汁の通り道)が詰まると、赤ちゃんが吸ってもいつも通りおっぱいが出てきません。
乳腺炎のダメな食べ物は?
乳腺を詰まらせたり、乳腺炎の原因になる食べもの脂肪分の多い乳製品(チーズ・生クリーム・バターなど) 乳製品は栄養価が高く優れた食べものですが、脂肪分もたくさん含まれています。 ... もち米を使った食べもの(赤飯・おこわ・おはぎなど) ... 油っこい食べもの ... お酒 ... カフェインを含むもの(コーヒー・紅茶・緑茶・ココアなど) ... タバコ
乳腺炎 ほっておくとどうなる?
乳腺炎を放置すると… 乳腺炎がひどくなると、乳房の中にウミが溜まり、切開が必要になることもあります。 早めに治療を受けるようにしましょう。
乳腺炎 冷やす 温める どっち?
乳腺炎になりかけのときは、シャワー浴の方がよい場合があります。 乳腺炎になりかけというときは、乳房が温まると痛み・腫れが一時的に悪化します。 このようなときは、シャワー浴にしましょう。 ただし、「乳房を温めたほうが楽になる方」、「冷やした方が楽になる方」、ひとりひとり異なります。