概要 不安や極度の緊張などで何度も息を激しく吸ったり吐いたりして過呼吸の状態となり体内にある二酸化炭素が放出されて、炭酸ガス濃度が低くなることで本来は中性であるはずの血液がアルカリ性に偏り、身体にさまざまな症状が現れる。 神経質な人や、不安を感じやすい人、緊張しやすい人に起きやすいと言われている。 27 дек. 2021 г.
過呼吸ってどんな症状がでるの?
何らかの原因、たとえばパニック障害や極度の不安、緊張などで息を何回も激しく吸ったり吐いたりする状態(過呼吸状態)になると、呼吸ができない、息苦しさ(呼吸困難)を感じます。
過呼吸はどうしてなるんですか?
平常時のからだは、呼吸によって血中の炭酸ガス(二酸化炭素)の濃度が低下すると、脳が働きかけて自然に呼吸が抑制されます。 ところが、不安や極度の緊張などで心理的に不安定な状態になると、そのような呼吸調節がうまく機能しないため、息を激しく吸ったり吐いたりする過呼吸状態が続きます。
過呼吸で死ぬことはありますか?
過呼吸(過換気症候群)により呼吸が思うようにできないと「死んでしまうかも!」という強い不安に襲われる方もいらっしゃいますが、過呼吸(過換気症候群)で死ぬことはありません。 パニック障害の治療で、十分なサポートの元で、わざと過呼吸を起こして取り組む治療もあるぐらいです。
過呼吸ってどういう病気?
過換気症候群(過呼吸症候群ともいわれます)は、何かのきっかけで、急に息が吸いにくくなり、胸が苦しくなってきて、徐々に様々な症状があらわれる「過換気発作」を起こす疾患です。 比較的若い女性に多くみられ、几帳面や心配性な性格の人に多いとも言われています。