強迫性障害では、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れず、わかっていながら何度も同じ確認などを繰り返すなど、日常生活にも影響が出てきます。 意志に反して頭に浮かんでしまって払いのけられない考えを強迫観念、ある行為をしないでいられないことを強迫行為といいます。
同じことの繰り返しの病気は?
ある特定の考えが自分の意思に反して繰り返し浮かび(強迫観念)、それによって引き起こされる不安や恐怖などを打ち消すために、同じ行動を繰り返すことを自分に強いる(強迫行為)のが「強迫性障害」の症状です。 英語の疾患名Obsessive Compulsion Disorderを略してOCDともいわれます。
強迫性障害 何度も同じ行動?
強迫症は、きちんと手が洗えたか不安で何時間も手を洗い続けたり、家に鍵をかけたか心配になって何度も確認しに戻るなど、特定の行動を繰り返してしまう病気です。 若い世代に発症することが多く、国内では100万人以上の患者がいるとみられています。
何度もやり直す 病気?
■ 強迫症状の具体的な内容 強迫症状の内容は、汚いものを触れない不潔恐怖、汚いものを触ってしまい恐怖感を覚えるために手洗いを繰り返す手洗い強迫、鍵閉めやガスの元栓の確認を何度もしてしまう確認強迫、書類やレポートを書く際、ちょっとしたところが不完全に思え何度も書き直す不完全恐怖などがあります。
統合失調症とはどんな病気か?
統合失調症とはどんな病気ですか。 幻覚や妄想、思考や行動のまとまりのなさ、自閉、意欲低下、認知機能低下などの症状を特徴とする、慢性の病気です。 10代後半~30代頃に発症することが多く、約100人に1人が発症します。