発症年齢は10代~20代の若い時期が多く、平均すると19~20歳ですが、小児期から症状が始まるケースもあります。 強迫観念・強迫行為によってとらわれるものは、人によってさまざまです。
強迫性障害 いつから?
強迫性障害の発症年齢は、平均して20歳前後です。 また若干、男性のほうが早く発症する傾向があります。 女性では、結婚や出産など生活の変化を機に発症するケースが多くみられます。 日本で行われた調査によると、男性の平均発症年齢は22歳、女性では24歳となっています。
強迫性障害 何年?
強迫性障害は発症して受診までの期間が平均10年 発症は、平均して20歳前後ですが、医療機関を受診するのはだいたい30歳前後であることが多いです。 この約10年間症状を自覚しながら受診できずに、日常生活がうまくいかないことに耐え、不安を感じながら過ごしていることが多いのです。
強迫性障害 何ヶ月?
強迫性障害の治療の経過は、まずは内服治療を含めた治療を開始後、強迫症状の強固さに応じた個人差はありますが、約2週間から3ヶ月程度で症状が軽快傾向へと向かう方が多いです。
強迫性障害 どのくらいいる?
全人口のうち強迫性障害にかかっている人は1、2%、50~100人に一人の割合といわれています。 強迫性障害の発症には、性格、生育歴、ストレスや感染症など、多くの要因が関係していますが、原因ははっきりとはわかっていません。 しかし、解明が進んでいる部分もあり、積極的に治療に取り組めば治る病気です。