供養の場は、故人や先祖が結んでくださった仏教との縁や、法要などの機会を通じて教えに接する機会とも考えられるでしょう。 仏教では、このように仏様が結んでくれた縁のことを仏縁(ぶつえん)と言います。 先祖や亡くなった方に想いを馳せることから、家族や親族の絆を深める機会でもあります。 6 авг. 2021 г.
なぜ先祖供養をするのか?
先祖供養は、「自分のためではなく誰かのため」に行います。 仏様や先祖霊のために供物を捧げ、僧侶にお経をあげてもらい、お布施をして感謝する行為が徳となるのです。 徳を積むことは、巡り巡ってお互いの助け合いになり、安定した生活につながることでしょう。
供養とは何をする?
「供養」とは、亡くなった人などに対して冥福を祈る、すべての行いのことを言います。 葬式、僧侶が執り行う年忌法要のほか、仏壇に向かって手を合わせ焼香をしたり、読経をする行為なども供養です。 また、墓前に花を添えることも、私たちが日常的に行っている供養のひとつといえるでしょう。
お位牌は必要ですか?
まとめ ・仏教式の葬儀が終わり、その後も寺院とのお付き合いを継続する場合は位牌や仏壇が必要になります。 ・葬儀では全ての宗派で白木の位牌を使用します。 葬儀後、浄土真宗系は寺院より法名が書かれた掛け軸をいただき、浄土真宗系以外は一般的に本位牌を作成します。
お経の目的は?
お経の内容は供養としてのものではありませんが、さとりを開いたお釈迦様の教えを聞いたり読むことで、遺族の哀しみをやわらげ、心を落ち着かせる役割があります。 また、心を落ち着かせることで、故人を思う「供養の心」を届けやすくするという役割があるとされています。