重力に逆らって一定の姿勢に手を挙げているときに震えがみられます。 新聞を読んだり、コップを持ち上げた状態などにみられやすいものです。 生理的な振戦、本態性振戦、甲状腺機能亢進症、アルコール依存症などでみられます。 手を動かすときに、動作の開始直後から生じて目標物に手が届き動作が終わると止まる震えです。
震える手 なぜ?
手がふるえる場合、病気が原因のこともあります。 最も多いのは本態性振戦かパーキンソン病ですが、ほとんどはふるえ方の違いで見分けることができます(表)。 そのほかには、甲状腺機能亢進症や、脳卒中などの重大な病気が隠れている場合もあります。 また、薬の副作用でも同じような手のふるえがみられることがあります。
何もしてなくても手が震える?
無意識に手が震える本態性振戦が原因です。 精神的なストレスや緊張等により交感神経が過剰に興奮して機能が活性化されると、筋肉の収縮と弛緩の速度が合い、振動の幅が広がります。 結果として、震えとして感じるようになると考えられています。 ストレスが限界に達した時に出る症状|心の限界サインをチェック。
女性の手が震える病気は?
女性の手が震える3つの病気本能性震戦甲状腺能亢進症パーキンソン病
手の震え 10代 何科?
神経内科を受診して下さい。 本態性振戦は基本的に悪い病気ではありませんが、見かけがわるいと気になったり、ふるえがひどくて日常生活に不便がある場合は薬による治療を行います。