膀胱内に残尿があると、結果的に尿を溜められる膀胱のスペースが減少するために、1回の排尿量は少なく、何回もトイレに行くようになります。 多尿とは、1日の尿量が著しく増えた状態をいいます。 膀胱や尿道に問題がなくても、糖尿病などの内分泌疾患、水分の多量摂取、薬剤(利尿剤)による尿量の増加が頻尿の原因となります。
何度もトイレに行きたくなる なぜ?
多くは加齢による膀胱の筋肉の衰えや、膀胱の血流低下によって起こる「過活動膀胱」によるものです。 過活動膀胱は前立腺肥大や脳疾患などの疾患が要因となっていることもあります。 尿がたまっていないのに膀胱が活動してしまい、頻繁にトイレに行きたくなる状態です。
何回もトイレ行きたくなる 膀胱炎?
間質性膀胱炎とは 頑固な頻尿や、トイレに行ってもすぐに行きたくなる、尿を我慢すると下腹部が痛いなどの症状を来す慢性的な膀胱炎で、特に女性に多い病気です。 細菌感染で起こる急性膀胱炎や尿意切迫感を来す過活動膀胱と症状がよく似ていますが、全く別の病気です。
いつもトイレに行きたい感じ?
どちらかというと、いつもトイレに行きたい感じがある、いつも下腹部に違和感を感じる、といった症状が続きます。 膀胱知覚過敏がさらに悪化した状態が間質性膀胱炎という、原因がよくわからない慢性膀胱炎といわれています。 残尿が多い場合も頻尿の原因となります。
何度もトイレに行く 病気?
尿の回数が増えたという症状の原因と関連する主な病気は次のとおりです。過活動膀胱糖尿病肝硬変心因性多飲症右心不全頻尿症糖尿病性ニューロパチー前立腺肥大症