私たちのからだは、食べ物などの栄養を酸素で燃やし、エネルギーを取り出しています。 ですから、二酸化炭素が出てくるのです。 つまり、生きていくために必要なエネルギーを取り出すために酸素を取り入れ、燃えかすとなった二酸化炭素をはき出すために呼吸をするのです。 7 окт. 2010 г.
酸素はなぜ必要なのか?
肺から吸い込んだ酸素は、ヘモグロビンの鉄分と結びつき、血液によって全身の細胞にくまなく運搬されます。 そして細胞内のミトコンドリアで体内に摂取された糖や脂肪、タンパク質などの栄養素が燃焼(代謝)され、ATPを生成します。 酸素がなければATPが生み出されず、人は生きることができません。
呼吸をしないとどうなる?
呼吸をしないと体内の酸素が減って二酸化炭素が増えていきますが、どちらも血液や脳脊髄液の化学情報(ガス濃度など)を受容器で感知し、脳(中枢)に伝え呼吸中枢を刺激する「化学受容器反射」で呼吸を促進しようとします。 冒頭で述べたように、高二酸化炭素のほうが呼吸中枢を強く刺激します。
人間は何を吸って何を吐く?
人間の呼吸は「酸素を吸って二酸化炭素を出す」といわれるが、実際に吐く息の成分は酸素の方が多い。 空気中には酸素が約20%、二酸化炭素が0.03%含まれている。 それに対し吐く息には酸素約16%、二酸化炭素約4%。
人はどのように呼吸をしているのか?
吸いこんだ空気は肺胞で血液に出会い、空気中の酸素は肺胞のかべを通りぬけて血液に取りこまれます。 血液が運んできた二酸化炭素は肺胞の中の空気中へと出ていき、はく息とともに口から外へと放出されます。 こうしてわたしたちは、酸素を吸って、二酸化炭素をはきだしているのです。