初七日の意味と由来 仏教では死後、魂は四十九日間、現世とあの世の間に残ると言われおり、その中で七日ごとにあの世の行き先を決める裁きが下されるといわれています。 初七日は故人への最初の裁きが下される日であり、三途の川を渡るときの渡り方が決まる日です。
死後何日で天国?
仏式の葬儀においては、四十九日法要が大きな意味を持っていることをご存知ですか? 人は亡くなったあと、7日毎に閻魔大王の裁きを受け、49日目に極楽浄土に行けるかどうかの判決が下される日が四十九日と言われています。
極楽浄土 何日?
人は亡くなると7日ごとに十王(死者の魂を裁く十人の裁判官)の裁きを受け、四十九日後に極楽浄土に行けるかどうかが決まります。 そこで残された家族は裁きの日に合わせて法要を行い、故人が極楽浄土へ行けるように祈ります。 これが初七日に始まり、四十九日まで繰り返される「中陰法要」です。
死んでしまったらどうなるのか?
死から数秒後、死んだ人の体に残っていた酸素がなくなっていき、神経が活動をやめると共に脳はホルモンの分泌をストップ。 体内にはエネルギーの放出や貯蔵を担う化合物のアデノシン三リン酸(ATP)が残留しており、このATPを使って筋肉が弛緩します。 筋肉が弛緩すると、尿や便・胃液などが体内から排出されます。
初七日とはいつから?
亡くなった日を含めて7日目のことを初七日と言います。 あくまでも亡くなった日から数えますので、葬儀を行った日や火葬をした日ではありません。 葬儀のスケジュールによってはすでに葬儀当日に既に初七日を過ぎてしまっているというケースもあり得るのです。