腰のヘルニア(腰椎椎間板ヘルニア)では、主にお尻や足の痛み・しびれ、動かしにくい、力が入りにくいという症状が出ます。 痛みやしびれは下半身のどこにでも出る可能性がありますが、特にお尻から太ももの裏側の痛みは坐骨神経痛と呼ばれ、腰のヘルニアの代表的な症状です。 9 июл. 2018 г.
ヘルニアってどんな症状?
腰椎椎間板ヘルニアの場合、背中を伸ばしているときや、寝ているときは痛みが楽になります。 反対に、背中を丸めたり、前かがみになったりすると神経が圧迫されて痛みやしびれが強くなるのが特徴です。 激しい痛みを伴う急性型であっても、時間の経過とともに症状は軽くなっていきますが、慢性化する前に受診しましょう。
どうしてヘルニアになるのか?
椎間板ヘルニアの主な原因は椎間板への強い圧力です。 椎間板は、髄核と呼ばれる軟らかい組織と、それを覆う線維輪と呼ばれる硬い組織でできています。 椎間板に大きな負担がかかると線維輪が破綻し、そこから軟らかい髄核が突出してきます。 そして突出した髄核が神経に当たると様々な症状引き起こすのです。
ヘルニア 何番?
最もヘルニアが起きやすい椎間板は第4腰椎と第5腰椎の間(下から二番目)、第5腰椎と仙骨の間(一番下)の2カ所です。 脱出したヘルニアが神経を圧迫し、急激な腰痛とともに下肢の痛みやしびれを来します。
椎間板ヘルニアは治りますか?
椎間板ヘルニアは、痛みが強く生活に影響を与えることがありますが、50~80%は手術をしなくても痛みは改善するとする報告があります。 ヘルニアの種類にもよりますが基本的には数カ月で自然に吸収され消失することが多いと報告されています。 椎間板ヘルニアの治療は、手術が第一選択ではありません。