臍ヘルニアとは、「おへそ」が大きく膨らむ状態のことをいいます。 おへそは、おなかの筋肉が弱い部分であり、そこに腹膜を介して腸などの内臓が脱出する状態を臍ヘルニアといいます。 いわゆる「でべそ」のことで、大人の臍ヘルニアでは脱出した臓器が血流障害を起こす、いわゆる嵌頓になることがあり、激しい痛みを起こすことがあります。
臍ヘルニアは何科を受診?
外科や形成外科を受診しましょう。 縫合閉鎖や人工膜を用いた修復治療(手術)が行われる場合があります。
臍ヘルニア 子供 何科?
『臍ヘルニア』は俗に『でべそ』と呼ばれるものです。 多くは生後1ヶ月程度から臍(へそ)のふくらみを認め、患者さんは1ヶ月健診などで指摘され、小児外科の外来を受診することとなります。
臍ヘルニア なんでなる?
腹壁が弱くなってしまった臍部から腹腔内の腸管が脱出した状態を「臍ヘルニア」といいます。 いわゆる、出べそです。 乳幼児に多いとされていますが、成人でも肥満や妊娠、腹部の過剰な水分(腹水)のために臍ヘルニアが生じることがあります。 へそ周囲の膨らみがみられることが多く、時に痛みを感じることもあります。
へそヘルニア どうなる?
時にふくらみがもとに戻らなくなり痛みや吐き気を伴うことがあります。 放置すると嵌頓といって脱出した臓器がもとに戻らなくなり、壊死してしまい緊急手術が必要となる状態になる場合があります。 子供の臍ヘルニアと比較して、成人の臍ヘルニアは14倍嵌頓しやすいと言われています。 従って、原則的には手術をお勧めしています。