後鼻漏が増えると、痰が詰まったような感じになります。 しかし、実際には痰ではなく後鼻漏がのどに溜まっていることがあります。 のどに溜まった後鼻漏は、粘り気を増し、また時には黄色味を帯びてくることもあります。 睡眠中は、これらを吐き出さない限り、後鼻漏が溜まったままになります。 31 мая 2013 г.
後鼻漏 どんな感じ?
後鼻漏の代表的な症状は咳嗽が考えられます。 風邪を引いていないのに夜になると咳が出て、朝方に痰がのどに絡む、このような症状で内科や耳鼻咽喉科を受診される患者さんは多くみられます。 また、のどの異物感や声の嗄れ、口臭や口の中が粘りつく感覚、味覚低下などの症状とも関連があります。
後鼻漏 のどの痛み?
後鼻漏の中の成分がのどの粘膜を傷めることがあり、後鼻漏が原因で咽頭痛や咽頭違和感が起こることもあります。 また後鼻漏の粘り気が強いと、これがのどに下りて痰のようにからむ場合がよくあります。 加齢などによる嚥下機能の低下も加わると、痰(後鼻漏)が嚥下できずに咽頭に残り、咽頭違和感が強くなることがあります。
後鼻漏を治すにはどうしたらいいか?
A:薬物療法 急性の副鼻腔炎では抗菌力の強い抗生剤で比較的速やかに後鼻漏が改善する場合が多いです。 副鼻腔炎が3ヶ月以上も続く慢性副鼻腔炎になるとマクロライド系の抗生剤を少量で数カ月服用する治療法が一般的です。 少量ですので長期間の服用でも副作用は起こりにくいとされています。
どうして後鼻漏になるのか?
花粉やハウスダストなどの原因物質(アレルゲン)が鼻に入ることでアレルギー反応が起こり、鼻水が増えて後鼻漏が起こります。