花粉症の薬を飲んで眠くなるのは、薬の成分が脳に到達するからです。 脳に到達した薬の成分が、脳でヒスタミンのはたらきをブロックすることで眠気が起こります。 眠くなりにくい花粉症の薬は、成分が脳に入り込みづらくなっているのです。
花粉症 薬 就寝前 なぜ?
なぜ就寝前の服用となっているのですか? 使用者がいつ服用すれば良いのかわからず混乱することを防ぐためです。 承認時の臨床試験において就寝前服用で効果が確認されていることや、就寝前服用が最も飲み忘れが少ないという調査結果※があったことなどから、服用時期を明確に「就寝前」に設定しています。
花粉症で眠くなりますか?
花粉症は睡眠に影響がでるとされています。 睡眠が不十分になる結果、日中に眠気が強くなり、一日中だるさが続く・寝ても寝ても眠くなる・やる気が起きない・思考力や記憶力が低下するなど日常の生活に影響が及ぼすことがあります。
抗アレルギー薬 眠気 なぜ?
抗ヒスタミン薬が脳内に入り、そこでH1受容体と結合すると、脳内のヒスタミンの働き(覚醒や興奮など)が妨げられ、眠気、集中力や判断力の低下 いわゆる”鈍脳”を引き起こすことがあります。
なぜ薬を飲むと眠くなるのか?
脳内H1受容体におけるヒスタミンは、覚醒作用や興奮作用をもたらします。 抗ヒスタミン薬が血液に乗って脳内のH1受容体にたどり着いてしまうと覚醒や興奮作用が失われ、「眠気」となって症状が現れます。 眠気の作用を望んでいたわけではないので、「副作用」として考えられます。