例えば、ダニ、花粉、カビ、食物などに対する特異的IgE抗体値が高ければ、それらアレルゲンに対する過敏反応を持つことが示唆されます。 血液検査では、血液中におけるIgE抗体の量を測定しています。 実際に、蕁麻疹や呼吸困難を起こす細胞にIgE抗体が作用してはじめて症状が誘発されます。
IgEが高いとどうなる?
IgEが高いときに考えられる疾患 IgEの値が高い場合は、あくまで「アレルギー体質」が疑われるだけであって、高ければ高いほどひどいアレルギーが起きるというわけでもありません。 基準値が決められていますが、年齢によって基準が異なり、また個人差も大きいといわれているため、あくまで目安として考えられています。
IgE抗体検査 何科?
何科で受ける? 内科・小児科・皮膚科などで検査を受けられます。 また、アレルギー科のある医院もあります。
IgE 高値 どれくらい?
アレルギーの血液検査 特異的IgEは200種類以上のアレルゲンに対して0-6の7段階でクラス分けされ、2クラス以上が陽性と診断します。 採血が可能な年齢であれば検査可能です。 一般的に抗体の値が高い方がアレルギー症状がひどいのですが、食物アレルギーに関しては値が高くても症状が出ない場合があります。
IgE 高い なぜ?
一般に花粉などの季節性アレルゲンがIgE上昇の主因である場合にはシーズン後に高く,その後低下し,ダニなどの通年性アレルゲンでは年間を通じて高値の場合が多い. アレルギー,寄生虫疾患以外では,SLE,関節リウマチなどの膠原病,肝疾患で高値となる場合がある.