イカは身近で入手しやすい動物である。 イカの解剖をとおして、実際の動物に触れ、動物の形態に ついての理解をより深める。 ① 2本の触腕と8本の腕をもつ。 ② 2個のカメラ眼があり、レンズの厚さは変化せず前後に移動しピントを合わせる。
イカの目のつくりは?
そうなんだ! ~イカは意外にヒトと似ている~ 眼は、水晶体(レンズ)と網膜が発達した「カメラ眼」と呼ばれる構造です。 水晶体を使ってピントを合わせ、物の形や動きを細部まで見ることができます。 この構造はセキツイ動物とイカ・タコの眼に共通した特徴です。
イカの視界は?
イカの目は人間の目と構造が良く似ていて、視力は人間に置き換えると0.5くらいあるのだとか。 残念ながら色は見えていないと言われていますが、白黒の世界でも濃淡の識別能力は高く、色彩を判別する高度な能力を持っていると考えられています。
イカ ろうと どこ?
イカの胃はひれ近くの胴体の中にあります。 「ゴロ」と呼ばれているのは肝臓です。 胃で消化されて吸収された栄養成分は血管を通して肝臓に運ばれ、蓄えられます。 刺身などにして食べられます。
イカの体のつくりの特徴は?
【イカの体のつくり】 ・体については,腕のある方が前,ひれのある方が後ろ, 漏斗のある方が腹側,ない方が背側である。 ・腕は 5 対 10 本あり,そのうち 1 対は長く,「触腕」とよ ばれる。 吸盤の内部には「角質環」とよばれる キチン 質のリングがあり,その周りには細かい歯が並んでいる。