たわんで装着されたアライナーはその復元力で元の形に戻ろうとします。 この復元力が歯を動かす基になります。 アライナーが歯にぴったりとはまっていれば、アライナーが元に戻ろうとする力に合わせて歯も動いていきます。 歯が予定通り動けば、その位置からまたわずかに動かした状態のアライナーを装着して、ほんの少しだけ歯が動きます。
歯列矯正 どうして歯が動く?
歯列矯正・歯が動く仕組み 歯と歯槽骨の間には歯根膜というクッションのような組織があります。 歯に矯正力が加わると歯根に圧迫された側の骨がなくなり(吸収)、反対側のすき間は新しい骨が作られます(再生)。 吸収と再生を繰り返し、結果として歯が移動していくのが歯列矯正のしくみです。
マウスピース どうやって歯が動く?
マウスピースで歯が動く マウスピース矯正では、「アタッチメント」という歯とほとん同じ色のポッチをつけて歯に凹凸を作ります。 これが歯を動かす固定源になります。 アタッチメントがあることで、マウスピースを歯にしっかりと装着でき、歯を動かしたい方向へと導いてくれるのです。
インビザラインの動かす順番は?
出来上がったマウスピースを1から順番に使い、歯を動かしていきます。 毎回マウスピースを変えるたび、最初は少しだけキツイ状態になっています。 その後、決められた日数の間で歯を動かし、ゆるくなったところで次のマウスピースに交換します。 これを繰り返し、地道に、最終ゴールである理想的な歯並びを向かっていきます。
インビザライン どれくらいで動く?
インビザラインは1ヶ月で0.25mm前後ずつ歯を移動させるため治療をはじめてすぐは効果を実感しにくいです。 歯の移動はシミュレーションにより設計されているため、効果を実感できる時期は人それぞれ治療する歯の場所によって違いますが、4〜6ヶ月経つと1mm以上歯が動くので歯並びの変化を感じられるでしょう。