飛沫感染感染者のくしゃみや咳によって、インフルエンザウイルスを含んだ飛沫が周囲に飛び散ります。 飛沫の粒子は比較的大きく、遠くまで届きませんが、感染者からおよそ1~2メートルの距離であれば、周囲 の人の呼吸器にウイルスが直接侵入して感染が起こります。 また、目などの粘膜から直接侵入することもあります。
インフルエンザはどのようにして感染が広まるのか?
インフルエンザは感染した人のくしゃみや咳などによって飛び散った、ウイルスを含む粒子(飛沫)を鼻や口から吸い込むことで感染します(飛沫感染)。 また、飛沫から水分が蒸発した細かい粒子が空気中を浮遊し、それを吸い込んで感染する空気感染や、ウイルスのついた手指やものにふれて感染する接触感染もみられます。
インフルエンザ 飛沫感染 なぜ?
飛沫(ひまつ)感染 インフルエンザウイルスに感染している人が咳やくしゃみをして、インフルエンザウイルスを含む唾液や鼻水などの分泌液の小粒子(飛沫)を周囲に飛び散らせることが、インフルエンザ感染を拡散する最大の原因だと考えられています。 これを飛沫感染といいます。
ウイルスはどのようにして感染するのか?
感染症の感染経路には主に、①空気感染、②飛沫感染、③接触感染、④経口感染——の4つがあります。 ①「空気感染」とは? 感染している人の口から飛び出した飛沫に含まれている病原体が感染性を保ったまま空気の流れに乗って拡散し、他の人がそれを吸い込むことで感染すること。
インフルエンザウィルス 何個で感染する?
・インフルエンザは飛沫感染数100万のウイルスが鼻にいて、くしゃみ1回で約200万個のウイルスが飛散する。 咳は10万個、鼻汁1mL数百万。 人への感染が成立する最少ウイルス粒子数は100-1000個である。 1個のウイルスが感染したとして8時間後約100個、16時間後1万個、24時間後100万個に増殖する。