多くは加齢による膀胱の筋肉の衰えや、膀胱の血流低下によって起こる「過活動膀胱」によるものです。 過活動膀胱は前立腺肥大や脳疾患などの疾患が要因となっていることもあります。 尿がたまっていないのに膀胱が活動してしまい、頻繁にトイレに行きたくなる状態です。
トイレが近い日があるのはなぜ?
頻尿の原因には、尿が十分に溜っていないにもかかわらず排尿をしたくなる「過活動膀胱」、膀胱の知覚神経を刺激する「膀胱炎」や「尿道炎」、膀胱を圧迫してしまう「前立腺肥大」や「子宮筋腫」等のほか、心因性や神経系の異常など、様々な疾患の可能性が考えられます。
お酒 トイレ近い なぜ?
「お酒を飲んでトイレが近くなるのは、アルコールによって脳下垂体にある抗利尿ホルモンが抑制され、必要以上に尿が出てしまうからです。 事実、ビールを飲んだ後の尿の量は、実際に飲んだ量よりも多く、1.5倍にもなることがわかっています。
急におしっ子が近い なぜ?
膀胱が過敏になると、膀胱に尿が十分にたまる前に、膀胱が自分の意思とは関係なく勝手に収縮します。 これにより急に尿意が出てきて我慢ができず(尿意切迫感)、トイレに何回も行くようになります。 一回の排尿量が減少するため頻尿になります。 このような状態は過活動膀胱と呼ばれます。
生理中 トイレ近い なぜ?
また、生理前になると子宮内膜は厚みを増して子宮の近くにある膀胱を圧迫します。 つまり、生理前というのは膀胱の筋肉が柔らかくなっているのに圧迫され、しかも利尿作用も高まっている状態になります。 そのため尿漏れや頻尿といった排尿のトラブルも起こりやすくなっているのです…。