I音およびII音(S2,拡張期心音)は心周期の正常な成分であり,よく知られた「ドクン」という音に相当する。 I音は収縮期の開始直後に発生し,主に僧帽弁閉鎖によるが,三尖弁閉鎖の成分を含んでいることもある。 しばしば分裂し,高調である。 僧帽弁狭窄
心音 1音 なんの音?
第1音は、僧帽弁、三尖弁という弁が閉じる時に聞こえる音で、第2音は、大動脈弁、肺動脈弁が閉じる時に聞こえる音です。 不整脈が起こると、「ドックン、ドックン」というリズムに乱れが生じます。
心雑音 どんな音?
この時、心音を聞いています。 心雑音とは、心臓の雑音のことで、心臓の鼓動と調和せず、音律を乱しているものです。 多くの場合、血液が心臓弁や心臓近くの血管を流れる時に発する、特徴的な異常音です。 その異常な音は “雑音”で、弁の開閉時に音をたて、心臓弁の欠陥が原因のことが多いです。
心音 何がわかる?
心臓や血管の中には血液が流れていますが、その流れに滞りや逆流があれば雑音として聞こえます。 その他心臓の筋肉に異常があれば過剰な心音が聞こえたりします。 心音の聴診は心臓弁膜症や先天性心疾患、心不全の発見に有用なツールと言えます。 また心音のリズムの乱れは不整脈の存在を疑わせます。