一般的には上顎が成長する10歳までに使用します。 上顎の骨は左右の骨からできており、正中口蓋縫合でつながっています。 10歳ぐらいまで、このつなぎ目に骨ができ、成長していきます。 この時に上顎を急速に拡大することにより、さらに成長させることができるます。
急速拡大装置 どのくらいつける?
装置を使用する期間は2週間~2ヶ月程度が一般的です。 成長期の子供さんの上顎骨は2枚の骨が合わさっていますが、まだ、完全にくっついていません。 この2枚の骨が離れる方向に大きな力をかけると離開するのです。 離開後、一定期間スペースを保つと間に新生骨ができ安定してきます。
急速拡大装置 何ヶ月?
急速拡大装置の使用方法について 期間は、通常、6ヵ月~12ヵ月間程度、装着します。
急速拡大装置 いつ外す?
順調に拡大がすすむと、前歯と前歯の間に隙間ができてきますがこれは一時的なもので、徐々に隙間は閉じてきます。 拡大を終えると広がった幅を安定させるためにネジ穴を塞ぎ、骨がしっかりできるまでの約3カ月間は装置をつけたままにします。
床矯正 子供 何歳から?
7~9歳くらいからがお勧めです。 できるだけ早く(3歳くらいから可能)始めることを お勧めします。 床矯正は遅くとも10歳、犬歯(糸切り歯)が生えてしまう前に始めることが大切です。 犬歯が生えてしまうと矯正に要する時間も費用も増えてしまいます。