一般的には上顎が成長する10歳までに使用します。 上顎の骨は左右の骨からできており、正中口蓋縫合でつながっています。 10歳ぐらいまで、このつなぎ目に骨ができ、成長していきます。 この時に上顎を急速に拡大することにより、さらに成長させることができるます。
急速拡大装置 何ヶ月?
急速拡大装置の使用方法について 期間は、通常、6ヵ月~12ヵ月間程度、装着します。
急速拡大装置 何回回す?
まず、歯科医院で上顎の裏側に急速拡大装置を固定します。 幅を広げる矯正期間は、1ヶ月~3ヶ月程度。 急速矯正装置での矯正期間中は、自宅で継続的に専用のネジまわしをつかって拡大ネジを回し、歯列にかかる力を上げていきます。 ネジの回転の目安は、通常は、1日につき1/4回転。
受け口 いつからなる?
乳歯列の反対咬合・交叉咬合では3-6歳から、ほかの不正咬合では5-9歳くらいになります。 遅くなると歯の生え替わりが進み、Ⅱ期治療となり治療費なども変わるので、早めの受診をおすすめします。
急速拡大装置 なぜ?
急速拡大装置の最大のメリットは上顎の骨の成長を促し骨格や歯列のアンバランスを同時に改善できるということ。 永久歯が全て生え揃う前(混合歯列期)に治療をスタートできれば、永久歯がきれいに生え揃うスペースを確保できるので、矯正治療のための便宜抜歯を回避することができます。