急速拡大装置の中央にある拡大ネジを調整することで、900g程度からキロ(Kg)単位の強い力で歯列を押し広げます。 歯の移動速度はワイヤーとブラケットを使った一般的な歯列矯正よりも早いといわれており、治療期間は2週間程度です。 保定期間を含めても約3ヶ月で終了するのが一般的です。
急速拡大装置 どのくらいつける?
装置を使用する期間は2週間~2ヶ月程度が一般的です。 成長期の子供さんの上顎骨は2枚の骨が合わさっていますが、まだ、完全にくっついていません。 この2枚の骨が離れる方向に大きな力をかけると離開するのです。 離開後、一定期間スペースを保つと間に新生骨ができ安定してきます。
急速拡大装置 何ヶ月?
急速拡大装置の使用方法について 期間は、通常、6ヵ月~12ヵ月間程度、装着します。
急速拡大装置 何回回す?
ねじ回しする時間は、朝食後と夕食後に1日2回行って下さい。 1 回で0.2mm拡大されます。 拡大量は患者様により異なります。 決められた拡大量を確実に得るために、決められた日数と回転数だけ回して下さい。
矯正器具 いつまでつける?
原則的には2年間程度は使って頂きます。 2年以降は寝るときだけでも使ってもらえば、より良い状況を維持することが可能です。 保定装置をしっかりと使った場合でも、多少の戻りやデコボコがでる場合があります。 咬む機能に支障がなければ、多少のデコボコや戻りは問題ないと思います。