腰部脊柱管狭窄症が進行すると、仰向けになっても足のしびれが起こって、からだを横にして背中を丸めないと眠れなくなるほか、排尿・排便障害を起こすこともあります。 痛みの度合いがそれほど強くないからと放置していると、病気が進行し日常生活に支障をきたすというリスクが。
脊柱管狭窄症の注意点は?
脊柱管狭窄症を予防するためには、日常生活において正しい姿勢で過ごすことが大切です。 腰をまっすぐ伸ばして立つと神経の圧迫が強くなり、痛みやしびれが起こりやすくなるため、少し腰をかがめるようにして歩くといいでしょう。
脊柱管狭窄症の歩き方は?
腰部脊柱管狭窄症の方は無理をせず前屈みで歩いた方がいいのです。 杖やカートを積極的に利用して前屈みの姿勢を保ったまま歩いて下さい。 杖をついたり、カートを押すと比較的楽に歩けるのも体が前屈みになり脊柱管が広がるからなのです。 スーパーでカートを押すと普段より長時間楽に歩けるという方は腰部脊柱管狭窄症の可能性があります。
脊柱管狭窄症 どれくらいで治る?
通常では術後7-14日目に退院となります。 退院後は定期的に来院して頂き、神経症状の診察と腰椎X線撮影による胸椎のチェックを行います。 術後の通院は、3-12ヶ月程度必要となる事が多いです。 仕事や学業への復帰は術前の症状にもよりますが、通常は術後1-2ヶ月が一応の目安です。
脊柱管狭窄症の好発部位は?
腰椎脊柱管狭窄症の好発部位 第3腰椎と第4腰椎の間、第4腰椎と第5腰椎の間、第5腰椎と仙椎の間の椎間板に多くみられる。