便潜血検査が陽性ということは大腸からの出血を意味します。のちのち悪化する可能性のあるポリープや大腸がんを疑うサインの一つです。 便潜血検査はこのケースの中のスティックで便をこすって採取しますが、その便の中に微量の血液が混じっていると陽性になります。
健康診断 検便で何がわかる?
二日間の便を採取していただき、ヒトヘモグロビンが陽性か検査します。 陽性反応がある場合、大腸、直腸の腫瘍、ポリープなどが疑われます。 胃や十二指腸からの出血が原因ということも考えられますが、陽性の場合は大腸内視鏡検査で出血源が何かを特定する事が必要です。
検便 引っかかるどうなる?
陽性の場合はふたたび自宅待機し、ノロウイルスの排出が治まるのを待ちます。 ノロウイルスの排出が終わるまでの期間は個人差が大きく、1ヶ月以上排出されつづける方もいます。 陰性の場合、職場復帰となります。 職場によっては数回陰性を確認してから復帰とする場合もあります。
検便陽性 どうする?
陽性者は調理などの仕事から離れ、報告書を持って医療機関を受診します。 所轄の保健所の指示を受けてください。 抗生剤服用終了後、腸内細菌検査の再検査を受けます。 陰性判定になれば、職場復帰となります。
便潜血 陽性 なぜ?
1)便潜血検査が陽性の場合 便潜血検査が陽性を示すうちの約3%が大腸がんであり、ポリープからの出血が約30%、その他の大半は痔が原因で陽性となります。