まず、おしっこに直接かかわる病気として、腎臓病、膀胱・尿管・尿道の病気。 そのほか血液の病気や心臓病、肝臓病、膵臓病。 ホルモンバランスの崩れによる病気や体内に腫瘍ができたこと。 ストレスなど精神神経科の病気の一部や赤ちゃんができたことも、尿の成分を調べればわかります。
尿検査 健康診断 いつ?
午前中に健診を受ける場合は起床後最初の尿を、午後に健診を受ける場合は来院直後の尿を採取するのがよいです。 採尿は自宅で行うようにあらかじめ検尿キットを渡されることもありますが、前日以前の尿を採取して保存してはいけません。 必ず当日の決められたタイミングで採尿してください。
尿検査 精密検査 何科?
検尿異常がある場合、何科を受診するべきでしょうか? 尿蛋白が多い場合は、腎臓病の可能性があるため、腎臓内科を受診してください。 尿蛋白と尿潜血が同時に出ている場合も、腎臓病の可能性高いです。 尿潜血が多い場合は、結石や癌の可能性もあるため、泌尿器科を受診してください。
尿検査 精密検査 何をする?
まず、尿定性検査(試験紙による検査)や尿沈査(尿を遠心分離器にかけて沈殿した物質を顕微鏡で見る)、超 音波検査(膀胱や腎臓、その周辺を超音波で調べる)、尿細胞診検査(尿の中に含まれる細胞にがんなどの異常がないか調べる)などをおこなうのが一般的で す。
なぜ尿検査をするのか?
尿を検査するのはなぜ? 尿は腎臓で血液をろ過して作られ、苦痛なく簡単に採取できる検査材料です。 尿の中の成分を調べることで腎臓や肝臓、すい臓などいろいろな病気の診断の助けになります。 必要量は検査の内容によって異なりますが、最低25ccくらいあれば検査できます。