尿検査とは、尿中の蛋白や糖などを調べ、様々な病気やその兆候を知ることができる検査です。 尿中の蛋白は腎臓の病気、潜血は結石や腎炎等、糖は糖尿病関連、ウロビリノーゲンは肝臓の病気の可能性があります。
尿検査で癌がわかりますか?
尿検査で血尿があった場合、超音波やCTなどの検査をします。 また膀胱癌の検査としては痛みもなく、尿を使って行う尿細胞診を行い、膀胱癌かどうかを60~80%の精度で判定できます。 癌の危険性が高い場合や、尿細胞診で異常があった場合には、膀胱鏡という内視鏡を使って膀胱の内部を検査します。
尿検査で引っかかったら何科?
その答えは、「まず泌尿器科を受診してください」です。 よく内科を受診される患者さんもおられますが、内科では尿沈渣などの詳しい検査ができるクリニックは少ないです。
尿に何か浮いている?
尿の濁りを起こす主な疾患 尿管や膀胱の結石、腎盂腎炎(じんうじんえん)・膀胱炎・尿道炎など尿路の感染症、性感染症や腎結核、進行した前立腺がん、腎臓がん、膀胱がんなどで尿が濁る症状が現れます。 尿路の感染症では進行して化膿すると膿が混じって尿の濁りが強くなります。
尿pH 何が分かる?
尿pHとは 尿pH(ピーエイチ)は、尿中に含まれる水素イオン濃度のことで、尿が酸性かアルカリ性か、そしてそれがどの程度なのかを示します。 検査結果には基準値が設けられ、基準値よりも低い場合を酸性、基準値よりも高い場合をアルカリ性としています。 尿pHは、食事などで一時的にどちらかに傾くことがあります。